進化の先に、本物の自由がある。

 

Jeep WRANGLER UNLIMITED RUBICON 3.6L

(ラングラー アンリミテッドルビコン)

JL型:2018年〜

 

【車両スペック】

■エンジン:V型6気筒DOHC

■排気量:3,604㏄

トランスミッション:8速AT

■全長:4,870㎜

■全幅:1,895㎜ 

■全高:1,865㎜

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OVER VIEW

 

ラングラーの概要

 

 ジープはアメリカのオフロード車を代表する自動車メーカーです。日本での販売実績は2009年の時点では年間売上1,000台ほどでしたが、2021年には国内販売14,000台を超え同社史上最高の売り上げを記録しました。10数年の間で売り上げを14倍に伸ばしており、実績としてはアメリカの次に日本で売れています。購入者層は20代~30代が過半数を超えており、個性の強さを表現できるジープの特徴が若者を惹きつけています。

ジープの中でも特に若者の支持を得ているモデルがラングラーです。ラングラーは1987年からジープの本格的なクロスカントリー車として販売され、戦時中の軍用車そのままのデザインが特徴的な一台となっています。ラングラーは初代YJモデルから現在4代目までモデルチェンジがなされていますが、無骨な外観は初代から変わらず受け継がれており、オフロードを豪快に走破するダイナミックなデザインが人気となっています。今では多くのメーカーでSUVタイプの車が販売されていますが、他のSUVが街中でも軽快に走行できるようオンロード性能を高めているのに対して、ラングラーはオフロードに徹底して特化されています。近年のオフロードブームとラングラーのモデルチェンジが合致して、需要がまずます高くなっている状況です。

ルビコンは歴代ラングラーで最も悪路走行に特化した機能を持つモデルとして登場しました。ルビコンには諸説ありますが、その一つがルビコントレイルです。ルビコントレイルはアメリカにある衝撃の聖地と呼ばれる岩道で、道のほとんどが岩か崖しかありません。そんな険しい道を走破する車としてルビコンと名付けられたと言われています。外観の特徴としては、ボンネットにダクトが装備、前面には7つのグリルが大きくなり特徴的な丸いライトが端グリルにめり込んでいるデザインに変更、フロントにスチールバンパーを採用などがあります。機能については、デフロックの搭載が特徴です。通常走行で車輪が回転する際の左右差を大きくしてカーブを曲がりやすくする効果のあるデフですが、それをロックして左右同じように回転させることで、ぬかるみなどでも地面をしっかり掴むことができます。また、通常走行に必須で車の衝撃をおさえる効果のあるスウェイバーを外す機能も付いています。スウェイバーは左右の車輪を繋げる役割を果たしますが、オフロードでは繋がっているとバランスが取れなくなるため、左右の車輪の繋がりを外すことで岩山でもバランスをとりながら走破することができます。

 

MODELS

 

ラングラー アンリミテッドルビコン 3.6Lの種類

ラングラー アンリミテッド ルビコンは2018年のフルモデルチェンジ以降、様々なエディションが販売されています。

 

■​​​​​​​ラングラー アンリミテッド ルビコン 3.6L

 2018年にフルモデルチェンジしたラングラーでしたが、半年後に完売となり、V6エンジンを搭載した4ドアのラングラーは日本では購入できない状況でした。そこで翌年の2019年に登場したのがラングラーアンリミテッドルビコンです。V6エンジンを搭載し、オフロードに最も強いラングラーとして登場しました。新車価格:588万円

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ラングラー アンリミテッド ルビコン スカイワンタッチパワートップ (36・5/27)

 ラングラーアンリミテッドルビコンの発売が開始された翌月、ボタン一つでルーフを開閉できるスカイワンタッチパワートップが発売されました。新車価格:613万円

 

ラングラー アンリミテッド ルビコン リーコン 36

 さらに翌年の2020年には現行のルビコンにオフロード性能の装備を充実させたモデルであるリーコンの発売が開始されます。車体のカラーはターコイズブルーとクリスタルメタリックの2色展開です。新車価格:629万円

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ラングラー アンリミテッド ルビコン サージグリーン

 ジープ80周年を翌年に控え、起源でもあるミリタリーをテーマに発売されたのがサージグリーンです。日本専用にデザインされたステッカーが貼付された特別仕様となっています。新車価格:631万円

 

REVIEW

 

ラングラーアンリミテッドルビコン 3.6Lの評判

 

 ルビコンはラングラーの最上級モデルとして登場しました。先に発売が開始されていたサハラが完売となり、3.6Lはファンが待ち望んでいました。同時期に2.0Lターボエンジンも発売されており、2.0Lは踏んですぐ加速するため軽快な走りが人気で、3.6Lは出だしからパワーを感じる、エンジンの重低音を体感できるといった走りの違いを楽しむことができます。ただし、2022年に3.6Lが廃止になるという噂もあり、ファンは3.6Lに乗りたかった、2.0Lの方がエンジンは高価だから値上がりするのではといった噂も流れています。屋根が外せる、ドアが外せるといった現代車ではあまり見かけない機能があり、男心をくすぐる仕掛けが多く施されています。

 

 

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